大規模修繕工事サポート業務

 

■ 大規模修繕工事サポート業務とは

 管理組合が大規模修繕工事を発意・企画・実行するうえで、理事会または修繕委員会が行うべき一切の業務に対し、専門的見地から助言・指導その他の援助を行います。

  • 理事会が内定し、総会へ諮ろうとしている大規模修繕工事が、「最小の費用で最大の効果を上げる工事」になると判断した理由や、検討経過に関する理事会の説明に対する援助
  • 設計事務所や施工業者の見積り参加が、公正・透明・適切に実施したことの経過に関する理事会の説明に対する援助
  • 理事会が内定した設計事務所や施工業者に発注することが最良であると判断した理由や検討経過に関する理事会の説明に対する援助

 

■ 大規模修繕工事サポート業務をマンション管理士に依頼するメリット

 マンション管理士による大規模修繕工事サポート業務は、区分所有者の誰もが納得する設計事務所や施工業者の選定や、会議運営の補助などの「合意形成のサポート」になりますが、一番のポイントは、これを「直接工事に携わらない立場」から行うことに意義があるということです。

 マンション管理士は、管理組合運営を熟知した者として、管理組合が特別な事業を行うにあたり、理事会または修繕委員会が取り組むべき初動的な検討から工事完成までの事業全体に対して必要なサポートを行うほか、管理組合の臨時事務局の機能をも果たします。この機能は、大規模修繕工事の受注を巡る利権のようなものが生じないためには、設計事務所や施工業者の選定業務を、管理組合関係者と見積参加会社とが直接接触することのない方法によって執り進める必要があると考えられることから、マンション管理士が見積参加業者との連絡調整の対応を行う(=臨時事務局を代行する)ことが適当であると考えるものです。

 また、大規模修繕工事の検討及び実施に携わる者(修繕委員・管理会社・設計事務所・施工業者)の存在や、それぞれにおいて持ち合わせている知識やノウハウは、いわば「点」でしかない場合が多いが、ここにおいてマンション管理士は、それらの「点」を「線」で結ぶコーディネーターの役割をも果たします。

 コーディネーター役のマンション管理士がいることで、管理組合としては修繕委員や役員の心身負担を最小限に抑えて一大事業を完遂することができることのほか、理事会や委員会の説明責任の観点から、各種の検討事項をはじめとした活動の記録を確実に残すことができるなど、合意形成に大いに寄与することになります。

○ 透明性・公正性に基づいた業者選定作業

 利害関係が絡みやすい設計事務所や施工業者の公募・選定に関し、透明性と公正性に基づき管理組合が適正な意思決定が出来るよう支援します。

○ 大規模修繕費用の削減・品質の維持向上

 適正な公募・選定を実施することで、談合を防ぎ、費用を抑えつつ質を上げることにも繋がります。価格の妥当性や談合の防止、仕様のチェックなども含めて設計監理者・施工者(当事者)とは別の第三者(セカンド・オピニオン)として、問題の解決、品質の維持向上にも寄与いたします。

○ 役員・修繕委員の負担の軽減

 工事定例会議等に出席し、役員・修繕委員の方が出席できない場合でも、工事の進捗状況や工事中の居住者からの苦情及びその対応結果等を把握して理事会に報告します。また、工事中や工事完了後の管理組合検査に立会います。

 

■ 大規模修繕工事サポート業務

1 大規模修繕委員会の設立サポート(全体スケジュールの立案、細則の立案等)
2 設計者選定のサポート(選定基準等の立案、選考会の開催運営等)
3 施工業者選定のサポート(選考スケジュールの立案、比較資料等の作成等)
4 総会運営のサポート(工事実施計画案の作成、総会議事録案の確認・補正等)
5 総会承認後の各種業務のサポート(契約書の確認、工事説明会の立会い等)
6 工事期間中の定例会議の参加、検査の立会い
7 会議運営の補助(修繕委員会、理事会の参加、委員会議事録の案文作成等)
8 事務局業務の代行(業者間の連絡調整、広報紙の案文作成等)

 

■ 報酬額〔目安〕

・大規模修繕工事サポート業務(期間:約1年半~2年の場合)1,000,000円~(消費税・交通費別)

※実際の報酬額につきましては、業務内容を別途協議のうえ、お見積もりを提出させていただき、承認を得て決定させて頂きます。

公開日:
最終更新日:2018/06/09